- 読みやすい一文の長さは何文字?
- なんで長文はだめなのか知りたい
- ダラダラと長文を書いてしまうから改善したい
そんな悩みにお応えします。
結論、一文の適切な長さは40文字です。
日本人に最も読みやすいとされる文字数です。
長文と短文にはデメリットがあるので注意してください。
- 一文40文字が適切な理由
- 長文と短文の良し悪し
- 長文を読みやすくする3つのコツ
- 一文の長さを調整する文章力の上達方法
この記事ではWebライターとして毎日執筆している僕が
- Webライターを始めたばかりでつい長文になってしまう
- 相手に伝わりやすい文章を書けなくて困っている
そんな人に向けて解説します。
最後まで読めば、今日から読みやすい文章を執筆できるようになるでしょう。
「あなたの書く文章は読みづらいんだよ」
なんてこと、もういわれません。
文章を書くこと自体が不得意な人はこちら。
1.読みやすい文章=一文の長さが40文字

一文は40文字を目安に執筆しましょう。
それがベストです。
なぜ40文字がベストなのでしょうか?
それは、日本人が内容を最も理解しやすい文字数だからです。
脳みそへの負担が少なく、ストレスフリーで読み進めることができます。
一文とは、まとまった意味を表した句点までの言葉のこと。
ちなみに日本人の書く文章は、一文が平均33文字といわれています。
40文字前後が一番慣れ親しんだ長さだといえるでしょう。
1−1.61文字以上は長すぎるのでNG
61文字以上の一文は長すぎます。
長くなった場合は文字数を削りましょう。
60文字まではギリセーフです。
疑問に思う人もいるかもしれません。
長文がダメな理由は、内容が理解しにくくなるからです。
あと単純に読みづらい。
情報を最短で伝えるWebライティングではなおさらですね。
ほかにもダメな理由があります。
- 内容を理解するのに時間がかかる
- 脳に負担がかかる
- 文章のリズムが乱れる
- 息切れする
- 情報密度が薄くなる
- 完読率が低下する
一文の情報量が多くなればなるほど読者はストレスを感じます。
工夫次第で読みやすくなるかもですが、難しいのでオススメしません。
なので40文字を目安に執筆しましょう。
1−2.短ければ良いわけではない
それも少し違うんです。
たしかに一文の長さを短くすれば、非常に読みやすくなります。
しかし、短文にもそれなりのデメリットがあるのです。
- 主張を一瞬で理解できる
- ストレスがかからない
- 情報密度が高くなる
- 幼稚っぽくなる
- 文章のリズムが短調になる
- 連続すると読みづらい
上記のメリット・デメリットを理解した上で短文を用いましょう。
意図しない短文の連続は避けましょう。
短文が連続すると少し違和感がありますね。
短文をどうしても使いたい場合は『箇条書き』をオススメします。
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2.読みやすい長文を作る3つのコツ

どう頑張っても長文になってしまうケースもあるでしょう。
そんなときは、読みやすくなる3つの方法を試してみてください。
長文でもいくらか読みやすくなるはずです。
- 読点で文節を区切る
- 主張を少なくする
- 主語と述語を近づける
順番に解説します。
2−1.読点で文節を区切る
読点(、)で文節を区切れば良いリズムが生まれます。
長文でもいくらか読みやすくなるはずです。
読点を使うことで言葉の意味が伝わりやすくなる。
文節を区切れば少しは読みやすいかもです。
とはいえダラダラとした文章は控えてくださいね。
一文に使う読点は多くても2回まで!
2−2.主張を少なくする
長文になればなるほど主張を減らしましょう。
一文の中に主張がいくつもあると、読者は混乱してしまいます。
上記はかなりの長文ですが、主張が「僕はコーヒーが大好き」1つなので内容をすんなり理解できるはずです。
長文になる際は主張をできるだけ減らしましょう。
長文に情報を詰め込みすぎると読み手の頭がパンクする。
2−3.主語と述語を近づける
長文になる場合、主語と述語をなるべく近づけてください。
主語と述語の距離を近くすることで、それぞれの関係性を理解しやすくなります。
■主語と述語とは?
- 私は好き
- あの人はうるさい
- 犬が吠える
上記のような長文だと、主語と述語の関係性を見失いがちです。
主語と述語をできるだけ近づけましょう。
3.一文の長さを調節する文章力の上達方法3つ

一文の長さを適切に調節するには文章力を必要とします。
3つの上達方法を実践して、文章力を高めていきましょう。
- 良い文章をひたすら読む
- 一文の長さを意識して書き続ける
- 自分以外の誰かに読んでもらう
上記をそれぞれお話します。
3−1.良い文章をひたすら読む
文章力を高めるためには、良い文章をひたすら読みましょう。
自分が読みやすいと思った文章でOK。
良い文章には読みやすい工夫がされています。
その工夫に慣れておくことで、自分の執筆にも活かせるはずです。
なので良い文章を見つけて、その著者の作品を読みまくりましょう。
3−2.意識して書き続ける
一文の長さを意識しながら執筆してください。
そして、その執筆を毎日続けましょう。
どんなに書籍やネットで勉強しても、実際に書かないと文章力は上達しません。
体現的に学んで、初めて実践で発揮できるのです。
長文になってしまう人は文章の型を使ってみてください。
一文を短く執筆する癖がつくはずです。
3−3.誰かに読んでもらう
自分の文章を誰かに読んでもらうことで、新たな気づきを得られるでしょう。
その気づきを1つずつ修正していけば、次第に文章力は上達するはずです。
とはいえ誰かに読んでもらえない環境の人が大半でしょう。
そんな人は、プロの編集者から校正を受けられる「Webライター」がオススメです。
副業にどうぞ。
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4.まとめ:一文の長さは読者に合わせる

ここまでの重要箇所をまとめます。
1:一文は40文字がベスト
2:61文字以上の一文は長すぎる
3:短文が連続すると幼稚になる
4:長文でも読みやすくなるコツ・①読点で区切る・②主張を少なくする・③主語と述語を近づける
5:上達方法・①良い文章をひたすら読む・②意識して書き続ける・③誰かに読んでもらう
この記事では、一文の長さは40文字を目安に執筆するべき、という話をしました。
しかし、その考えは撤回します。
40文字が適切だと決めつけず、『読者にとって読みやすい長さが1番』だと僕は思います。
というか、この記事を書いていてそう思いました。
あくまで40文字は目安です。
最終的に判断するのは読者であり、その読者に適切な長さで執筆するのがベストです。
そのため、「誰が」読むのかを意識して一文の長さをその都度調整しましょう。
- 幼稚園生に向けて書くときは短文が良き
- 学者に向けて書くときは長文でも良き
このように、読み手に合わせてコントロールしましょう。
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