- 「今日こそは5000文字書いてやる!」と意気込むけどやっぱり書けない
- 分かりやすい文章を書きたいけど手が動かない
- 記事を最後まで書ききれないダメな自分に嫌気が差す
そんな悩みに全力でお応えします。
やる気が出なくて全然書けないときってありますよね。
8時間書く予定を立ててたけど実際は1文字も書けなかった、そんな日もあるでしょう。
本記事で解説する「書けない原因」を知るだけで、それらの問題はほぼ全て解決できます。
- 文章を書く理屈を理解していない
- 文章の書き方を知らない
- モチベーションが湧かない
- 集中力が長く続かない
- 文章を書くのが好きじゃない
- 文章を書く行為そのものを理解する
- 文章を書く技術を習得する
- 文章に対するモチベーションを爆発させる
- 生活習慣を変えて集中力を高める
- 文章を書くのが好きになる
「今日はやろう、絶対に文章を書くぞ」そう意気込んでも気付いたらゲームをやってしまう毎日でした。
8時間やるつもりだったのに蓋を開けたら0時間。
そんなダメな自分を改善したいと思って、1年前から実行&修正を繰り返しました。
その結果文章をスラスラと書けるようになり、作業時間を毎日安定して確保できています。
- 本業のWebライター8時間
- ブログや副業3.5時間
- 読書0.5時間
- 情報学習0.5時間
毎日12時間前後は文章に関わっています。
1年前から少しずつ改善してきた結果、当たり前のレベルを高めることができたのです。
この記事ではその実体験をもとに、文章が書けない原因と書くための改善方法を
- Webライターを始めたばかりで文章が予定どおりに書けない
- 分かりやすい文章を書きたいけど手が全然動かない
- 有言実行できなくて自分に失望している
そんな人に向けて徹底的に解説します。
最後まで読めば、文章を書くモチベーションが上がり、今日から分かりやすい文章をスラスラ書くことができるでしょう。
「とにかく文章を早く書きたい!」そんな人はこちらをご覧ください。
→『文章を早く書く22の方法:1時間2000文字のテクニック完全版』
1.どれくらい文章を書けないのか自覚する

はじめに自分がどれくらい文章を書けないのか自覚してください。
一般Webライターの作業量を知って、その差を理解するのです。
あなたは1日どれくらい文章を書いていますか?
文章を書くときスラスラと流れるように書けていますか?
僕は1日の半分ほど(12時間前後)を文章執筆に費やしています。
また、文章を書くときに悩むことはありません。
音楽を流しながらスラスラと流れるように書けています。
※情報収集のときは頭を抱えて悩みます。
上記に関して自分ですごいと思ったことはありません。
むしろ未熟です。
おそらく、ほとんどのWebライターにとっては当たり前のレベルだと思います。
文章を書くのが好きであれば当たり前のように時間を費やしているのです。
今読んでいるあなたと比べて作業時間やモチベーションがもし違う場合、文章への向き合い方がまだまだ未熟なんだと自覚するべきでしょう。
1年前の僕が見たらきっと自覚するはず...。
そこに文章を書けない原因が詰まっています。
その原因を突き詰めて改善していきましょう。
一般Webライターは1日に12時間ほど執筆している。今の自分と比べてみよう
2.文章が書けない5つの原因|これがすべて

本題の、文章が書けない5つの原因を解説します。
文章を書けない人はどれかに当てはまっているはずです。
ぜひチェックしてみてください。
- 文章を書く理屈を理解していない
- 文章の書き方を知らない
- モチベーションが湧かない
- 集中力が長く続かない
- 文章を書くのが好きじゃない
1つずつ詳しく見ていきましょう。
2−1.文章を書く理屈を理解していない
原因1つ目、文章を書く理屈を理解していないことです。
よくいわれますよね。
ですがその考え方は間違っています。
実は、文章を書くのはもっと高度な行為なのです。
- 声のトーン
- 表情
- 手振り
- 相手の反応
話すときには上記のような補助要素があります。
しかし文章には補助要素が一切ありません。
無機質な文字でしか表現できないのです。
また、文章の書き方や理屈を教わったことのない人がほとんどです。
確かに作文で文章を書きましたね。
しかしあれは文章の授業ではなく、先生に気に入られる内容を考える道徳の授業なのです。
多くの人は文章の理屈を理解していません。
だから文章が書けないのです。
2−2.文章の書き方を知らない
2つ目の原因として、文章の書き方を知らないことが考えられます。
「文章は結論から書くべし!」そういわれるように、文章には書き方が存在するのです。
- PREP法
- SDS法
- 起承転結
上記のように様々な文章の型があり、書き方を理解していないと文章は絶対に書けません。
プロのライターでも文章の書き方を知った上で執筆しています。
また、上手な文章を書くためには「天性の才能が必要」そう思われがちですが、良い文章は技術の上に成り立つものなのです。
そのため文章の書き方を知らないのであれば、書けなくて当然だといえるでしょう。
- 結論を決めていない
- 書くための情報が不足している
- 語彙が不足している
- 読者を想定していない
- 読者の未来を想像していない
詳しくは第3項目の「文章が書けるようになる改善方法」で解説します。
2−3.モチベーションが湧かない
モチベーションが湧かないと文章は書けません。
文章を書くのは体力をとても使うし、それ相応のやる気が必要です。
ましてや何時間もぶっとおしで書くとなると、並大抵のモチベーションでは行えません。
- 文章を書くのは今じゃなくてもいいや
- 気が向いたら書こうかな
- なんかめんどくさいなぁ
- やる気が起きないし退屈だ
そんな考えでは良い文章を書けません。
文章に対するモチベーションが低いのであれば書けなくても仕方ないのです
2−4.集中力が長く続かない
文章を書けない原因4つ目、集中力が長く続かないことです。
モチベーションはあるのに集中できない!
そんな状況、ありませんか?
- ほかのことが気になって仕方がない
- 頭が痛くて集中できない
- 眠い、だるい、しんどい
- そういえば今日飲み会だっけ
- 可愛い子とデートしたいなぁ
上記は人間の集中を阻害する気持ちです。
文章を書く際にそれらを思うことあれば、その気持ちが書けない原因かもしれません。
2−5.文章を書くのが好きじゃない
文章を書くのが好きじゃないことも原因の1つとして考えられます。
やりたくないことを前向きに取り組むのは非常に難しいです。
『いますぐ書け、の文章法』の著者「堀井 憲一郎」さんは、仕事以外のプライベートでも文章をひたすら書いています。
良い文章を書く人は書く行為そのものが好きな場合がほとんどでしょう。
やりたくないことは後回しにしてしまい、やらないための理由をつけたがるものです。
文章を書くのが嫌いであれば良い文章など到底書けません。
- 原因①:文章を書くことは会話とは違うもっと高度な行為
- 原因②:良い文章は技術や型を知っていないと絶対に書けない
- 原因③:文章を書くのは体力を使うのでモチベーションが大切
- 原因④:集中力を保てないと文章を長時間書けない
- 原因⑤:文章を好きでなければ良い文章を書くのは難しい
3.文章が書けるようになる5つの改善方法

ここから、文章が書けるようになる5つの改善方法をお話します。
改善方法をしっかり理解できれば、今日から上手な文章をスラスラ書けるようになるはずです。
- 文章を書く行為そのものを理解する
- 文章を書く技術を習得する
- 文章に対するモチベーションを爆発させる
- 生活習慣を変えて集中力を高める
- 文章を書くのが好きになる
上記を順番に解説していきます。
3−1.文章を書く行為そのものを理解する
まず1つ目の方法、文章を書く行為そのものを理解しましょう。
前項では「文章を話すように書くのは誤りだ」そうお話しました。
それであれば文章を書く行為とは一体なんなのでしょうか?
文章を書く行為、それは、パズルを組み立てる「考える行為」なのです。
ありのままの気持ちをさらけ出しても成立する
ありのままの気持ちだけでは書けない
文章を書くにはありのままの気持ちだけでは不十分。
いくつかのピースが必要になります。
- 書く内容
- 文章の型
- 語彙力、言語力
- 構成技術
- 想定する読者
- 読者の心境
- 完読後の目的
言語化するとこんな感じでしょうか?
頭の中にある複数のピースを組み立てる行為、それが文章を書くということです。
文章を書くには下記の3つを実行しましょう。
- 頭にどれだけ良いピースを集められるか
- 頭の中のピースを何個くらい取り出せるのか
- そのピースをどれくらいキレイに整理できるか
それで文章を書けるかどうかが決まります。
そのため文章を書く際は「パズルを組み立てる」ことを意識しましょう。
頭の中に良いピースを集めるには、情報収集をしましょう。
頭の中のピースを取り出すには、わかっている事実をメモ帳に書きまくりましょう。
ピース集めに欠かせないリサーチ方法はこちら。
→『ライティングが加速する!現役Webライターのリサーチ術』
3−2.文章を書く技術を習得する
文章をスラスラ書くためには、文章を書く技術を習得しましょう。
文章を書く技術とは、文章の型や文末表現のことです。
ぶっちゃけ語彙力や言語力がなくても、文章の型を知っていれば簡単に執筆できます。
文章を書くのに難しい言葉は必要ないのです。
書く技術を習得するには大きく分けて下記の3つがあります。
- 文章の型を知る
- 読書をする
- 文章を書く
上記を解説していきます。
文章の型を知る
文章の技術を深めるためにも、文章の型を知りましょう。
- PREP法
- SDS法
- 起承転結
上記のような型です。
- 主張(Point)
- 理由(Reason)
- 具体例(Example)
- 主張(Point)
PREP法は結論を先に伝えて論理的に解説、そして再度結論で構成される文章の型です。
自己PRやレポート、日常文などの場面で活用できます。
もちろんWebライティングにも有効です。
[pz-linkcard-auto-replace url="https://ryomakaigo.com/prep-method/"]
- 要点(Summary)
- 詳細(Details)
- 要約(Summary)
SDS法は自分の主張を素早く伝えるのに長けた型です。
ニュース記事やプレゼンでよく用いられます。
このSDS法を詳しく知りたい人はこちらを参考ください。
→『【例文アリ】今日から使えるSDS法のテンプレート11種類』
- 起:物語全体の説明
- 承:物語が進んでいく
- 転:意外なことが起こる
- 結:物語の結果、まとめ
起承転結はかなり有名な型ですね。
物語調の文章に向いているため、最後まで楽しむことができます。
上記のような文章の型を活用することで、誰でも簡単に文章が書けるようになるでしょう。
また文末表現もとても重要な技術です。
文末表現とは、「〜です。」「〜ます。」のような文章の最後にくる言葉、いわゆる語尾のこと。
文末表現をマスターできれば執筆する際の悩みが格段に減ります。
[pz-linkcard-auto-replace url="https://ryomakaigo.com/end-of-sentence/"]
読書をする
文章の技術を学ぶためにも読書をしましょう。
上手な文章を書くには上手な文章をインプットする必要があります。
自分の好きな文章を書く著者を見つけて、その人の書籍をひたすら読み続けましょう。
ちなみに僕が好きな著者は「古賀 史健」さんです。
上記の書籍は内容も面白いため読んで損はありません。
同時に文章力を鍛えたい人は直接学べる書籍を読みましょう。
文章技術を学びたいは絶対に読んでおくべき書籍です。
文章を書く
文章を書いて文章の技術を身につけましょう。
確かにそう思いますよね。
しかし文章を書くには執筆に慣れるしかありません。
文章を書くのはスポーツと同じだからです。
水泳が上手くなりたいなら水泳の勉強をするのではなく、水に入って泳ぐのがベストでしょう。
文章も同じで、書けるようになるには書き続けるしかありません。

ひたすら文章を書いて執筆への抵抗を減らしましょう。
3−3.文章に対するモチベーションを爆発させる
文章を書きたいのであれば、文章に対するモチベーションを爆発させましょう。
モチベーションが低いと行動に移せないからです。
そのためにも、他者から情報を取り入れてモチベーションを高めましょう。
他者から影響を受けるのは非常に効率的で、根本からモチベーションを湧き上がらせることができます。
影響を受ける方法は下記のとおり。
- 読書をする
- YouTubeを見る
順番に見ていきましょう。
読書をする
読書をすることで他者から影響を受けられます。
1,000円前後ですごい人の経験や想いが取り入れられるのですから、読書はコストパフォーマンスが神です。
「最近なんだかやる気がでないなぁ...」
そう思っている人はぜひ上記の書籍を読んでみてください。
何に対してもモチベーションが爆発し、いますぐ行動に移せるはずです。
YouTubeを見る
YouTubeを見ればあらゆる情報を無料で取り入れることができます。
しかも音声で学習できるので移動中にも有効。
時間効率とコストパフォーマンスの両方が最高です。
ブログも良いんですが、客観的に捉えてしまいがちなのでモチベーションを上げるにはオススメしません。
3−4.生活習慣を変えて集中力を高める
文章を書くには集中力が必要なので、生活習慣を変えましょう。
生活習慣は集中力に大きく影響を与えます。
集中力の妨げになるものは生活の中から排除すべきです。
- 遊び
- 趣味
- 酒
文章に1点集中したいのであれば、上記のことは不要です。
- 食事
- 睡眠
- ストレスや不安
上記を改善するだけで集中力を飛躍的に上げられます。
また、生活習慣を安定させるにはルーティーンを作ってください。
「今日は文章を書こうかな?」
「何時間寝ようかな?」
「明日のお昼は何食べようかな?」
考えることが多いと集中できません。
文章以外の考えることを減らしましょう。
自分の日常生活を見直してみて「どうでも良い」ことは極力削りましょう。
そうすれば集中力が高まります。
3−5.文章を書くのが好きになる
文章をスラスラ書くためにも、文章を書くのが好きになりましょう。
好きでないことを続けても辛いだけです。
良い文章を書きたいのであれば文章にハマりましょう。
確かにそうですね。
後天的に好きになるのは難しいかもしれません。
ですが、文章を書くのが得意になれば好きになる可能性はグッと高まります。
僕は1年前まで文章を書くのが嫌いでした。
しかし文章力を勉強して書けるようになったら、文章を書くのが好きになりました。
好きになるには得意になるしかありません。
なのでひたすら勉強しましょう。
上記を読んで実践すれば必ず文章力は上達します。
好きになって文章を書くためにも全部読みましょう。
- 改善方法①:文章を書く行為はパズルを組み立てる「考える行為」だと理解する
- 改善方法②:文章の技術を高めるためにも知識を取り入れて文章をひたすら書く
- 改善方法③:他者からの影響を受けて文章に対するモチベーションを爆発させる
- 改善方法④:ルーティーンを作って生活習慣を改善、そして集中力を向上させる
- 改善方法⑤:ひたすら勉強して文章を書くのが得意になってハマるべき
4.まとめ:今日から文章を書いていこう

本記事の重要箇所をまとめます。
- 原因①:文章を書くことは会話とは違うもっと高度な行為
- 原因②:良い文章は技術や型を知っていないと絶対に書けない
- 原因③:文章を書くのは体力を使うのでモチベーションが大切
- 原因④:集中力を保てないと文章を長時間書けない
- 原因⑤:文章を好きでなければ良い文章を書くのは難しい
- 改善方法①:文章を書く行為はパズルを組み立てる「考える行為」だと理解する
- 改善方法②:文章の技術を高めるためにも知識を取り入れて文章をひたすら書く
- 改善方法③:他者からの影響を受けて文章に対するモチベーションを爆発させる
- 改善方法④:ルーティーンを作って生活習慣を改善、そして集中力を向上させる
- 改善方法⑤:ひたすら勉強して文章を書くのが得意になってハマるべき
今現在の自分が文章を書けなくても、クヨクヨする必要はまったくありません。
誰しも最初は文章を書くのが苦手です。
上手にスラスラ書けません。
ですが、毎日少しずつ改善していけば必ず書けるようになります。
1年前の僕がそうだったように。
今抱えている悩みを改善するためにも、今日から文章を書いていきませんか?
「何でもない日々が試練」
引用:幸せになる勇気
1歩ずつ進んでいくしかありません。
近道はないのです。
毎日少しずつ、1歩ずつ、一緒に上達していきましょう。
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