介護士の実態

老人ホームの『特養』は刑務所と似ている?:今の自分に出来ること

2020年 724日 更新

 

こんにちは 龍馬です(@ryomakaigo)

 

老人ホームの『特養』は刑務所と似ている!

そんなことを聞いた事があるのだけどそれって本当?

実際に特養で働いている人の意見を聞いてみたい!

そんな疑問に対してお応えしていきます。

 

今現在、老人ホームの『特養』で勤務をしている介護職員です。

異業種から転職し、約4ヶ月弱が経ちました。

完全に無資格・未経験からのスタートです。

 

最近は業務に慣れてきたので、介護職をしていて色々な気付きを得ています。

そんな介護施設の『特養』で働いている僕が。

特養での仕事を通して、「思うこと」「取り組み」を本心から、嘘偽りなく伝えていこうと思います。

 

 

「介護施設の『特養』は刑務所だ!」

そんなことを小耳に挟みました

少しだけですが、わかる気がします。

皆同じ時間に起き、同じ時間にご飯を食べる。

秩序を乱す行動をすると、職員から注意される。

「家に帰りたい」

「今は帰れない」

これらは事実。

だからこそ、できることは沢山ある

午後9:25 · 2020723·Twitter for iPad

 

⑴老人ホームの『特養』は刑務所と似ている?:結論、似ている部分は多少ある

 

結論、今勤めている『特養』では刑務所と似ている部分が多少あると思っています。

なぜなら、ご利用者の自由や娯楽が少ないと感じているからです。

 

僕が勤めている特養では

  • 起きる時間
  • 寝る時間
  • 食事の時間

など、全員が同じ時間に、同じ行動をします。

 

ご利用者が拒否をしようとしても、基本的に施設のルールが優先されます。

ご利用者が別の行動をしようとすると、職員から厳重に注意されます。

ご利用者の『自由や尊厳が』、施設内ではあまり感じられないのです。

 

また、レクリエーションなどはたまにありますが、基本的には毎日同じルーティーン。

生活するための行動を繰り返しているだけに思えます。

もちろん、職員達はご利用者に寄り添う形をとっていますが、別途の娯楽などをやる時間はありません。

ご利用者にとっての娯楽が少なく、最低限生きていくための生活を強いられているように感じています。

 

なるほど。ただ、そういった規則的な行動を問題とは思わないけど?学校とかの集団生活でも基本じゃない?

確かに、規則正しい集団生活を問題というつもりはありません。

ですが特養では、その集団生活の中に『強制力』があると感じています。

施設でのルールや1日の流れが決まっており、その生活に半強制的に従っていただく。

そんな強制力を感じます。

 

 

なので、今勤めている特養では、刑務所と似ている部分が多少あると思っています。

特養は刑務所です!などと、断定はするつもりは毛頭ないです。

ただ、ご利用者の自由や娯楽が少なく、似ている部分が少なからずあると感じています。

 

ただ、そうしなければいけない理由や原因があるのも事実です。

それは施設で働いていてヒシヒシと感じています。

 

 

⑵特養でそういった生活になってしまう理由や原因について:仕方がない

 

今の施設でそういった生活になってしまうのは、主に人手不足』が原因だと考えています。

 

なぜなら、職員の人数が限られているため、時間がギリギリで最低限の介助しか行うことができないからです。

そのため、娯楽やご利用者の要望に応えられる時間が不足しています。

 

龍馬
龍馬
職員の人数がいればもっとご利用者に寄り添うことができるのに・・・

などと感じる場面は、働いていて数多くあります。

 

人手が足りないため、基本業務にしか時間を割くことができません。

ご利用者一人一人の要望にしっかりと応えていると、他の業務が疎かになってしまいます。

人手があればもっと要望に応えられ、自由や娯楽にも取り組むことができると考えています。

 

また、人手不足の背景には施設の予算』という問題もあると思われます。

予算があれば、レクリエーションの企画実行、人材の募集もできますよね。

 

たださ、人手不足を言い訳にしている気がする。別に人がいなくてもできることはあるでしょ?

それは確かにあります。言い訳に聞こえるかもしれません。

なんせ僕は、介護職を始めてまだ4ヶ月弱です。技術や経験が圧倒的に足りていません・・・

そんな僕が「時間がない!」などといってもおかしい話ですよね。

 

ただ事実として、一人のご利用者にかけられる時間が極端に少ないです。

もし僕がベテランで仕事が早くなったとしても、それらを解決できるとは思えません。

もちろん、今いる人数でやるべきことを全力で取り組むのは大切だと思います。

ですが、他のことができないのが現実です。

 

 

なので、特養でそういった生活になってしまうのは『人手不足』が原因だと考えています。

あくまで、僕が勤めている施設の話なので、もしかしたら別の問題を抱えている施設もあるかもしれません。

ただ、介護業界は人手不足に陥っているため、こういった施設がたくさんあると思いました。

 

「こんなのどうしようもないじゃん!」そう言うのは簡単です。

自分ではどうしようもないと思うことも、本気で取り組めばどうにかなるかもしれません!

 

今勤めている施設、通常業務をするための人手はある程度足りていると思われます。ただ、+αをするには今の人数では足りていないということです。

 

 

⑶この問題に対して今の僕に出来ること:本気で取り組めばどうにかなる?

 

『人手不足』というのは、あまりにも大きな問題ですよね。

個人ではどうしようもできないと思われがちですが、僕はそう思いません!

僕は、本気で取り組めばどうにかなるかもしれない、そう思っています。

 

今の僕に出来る、2つのこと

 

✔️ご利用者に寄り添い・全力で考え続ける

人手が少ない状況だったとしても、ご利用者に寄り添うことが大切だと思っています。

今勤めている施設で、ご利用者に寄り添うこと、できる限り要望に応えることはできるはずですよね。

また、その方法を常に考え続けていこうと思っています。

 

それが根本的な解決になるか、正直分かりません。

ですが、できることを少しずつ取り組んでいきます。

 

✔️人手不足の解決に全力で取り組む

根本的な問題は『人手不足』『施設の予算』

施設の予算に関しては、個人的にできることはあまり思いつきません。

 

ですが、人手不足に関してはできることはあると思います。

これから介護職を始める新人の方々に、より良い環境を提供すること。

それが、人手不足の解決に繋がると、僕は考えています!

https://twitter.com/ryomakaigo/status/1285506689928577024?s=20

 

いますぐに何かをすることはできないかもしれませんが、それに向けての取り組みはできます。

それに向けての取り組み、具体的には『スケッター』『ボランティア』

より多くの施設を経験して、スキルや知識をつけていくことがそれに繋がると思っております。

 

⑷まとめ:小さなことだけど、できることを全力で

 

・僕が働く特養では、刑務所に少しだけ似ている問題がある

・半強制的な生活を強いられ、ご利用者の自由や娯楽が少ないこと

・その主な原因は『人手不足』だと考えている

・最低限な人手しかないため、最低限な介助しかできないから

・人手があればもっとできることは多くなっていく

 

それを解決するのは簡単ではありません。

ですが、全力で取り組めばもしかしたらどうにかなるかもしれません。

また、施設内で出来ることも沢山ありますね。

僕は、介護に興味を持ち実際にやってみて、色々なことに気づくことができました。

最近では5k・8kと言われたり、悪い部分が目立ってしまいがちです。

ですが、良いところ、素晴らしいことがたくさんあります。

 

そう実感できたからこそ、本気で取り組んでいきたいと思いました。

僕にとっての第一歩は『スケッター』『ボランティア』です。

様々な施設を経験をすることで、スキルや知識になり、そういった行動に繋げられると思っております。

 

『スケッター』に関しては、今月中(20207月)にはやりたいと思っています。

※728日のお仕事に応募しました!施設からの承諾待ちです。

 

少しずつですが出来ることをやり、前に進んでいきたいと思っています。

「介護業界に潤いを!」

なんて言うと笑われるかもですね。バカにされるかもですね。

ですが、全力で取り組んでいきます!

 

『スケッター』について

介護職の『スケッター』とは。やる意味や理由:結論、成長に繋がる介護職の『スケッター』について知りたいですか?この記事では、『スケッター』についての概要部分と、やる理由についてまとめています。もし気になっているのであれば、是非見てください。きっとやる意味を知ることができます。...

 

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